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21年前に設計した家

足利の家

K1-01.jpg1994年に設計した足利の家を訪ねた。寄せ棟の平屋に一部二階がのった住宅で、平屋部分の居間食堂が、屋根勾配にそのまま包み込まれるような空間をイメージしてつくった家だ。軒が深く、高さを抑えたプロポーションは今でも美しいと思う。21年の間に外デッキと、カーブのついた車庫の屋根テントを一度張りかえた意外は特にメンテナンスもしていないとのこと。床のコルクタイルや漆喰の壁は汚れはあるものの、落ち着いた風合いはそのままだ。30度角度を振ったプランや、大きな木製引き戸の納まり、漆喰の壁、低く抑えた天井などは、この家が原点となり、現在の設計へと受け継がれている。いい感じに古くなった家で、すてきな暮らしをされているのを見るのは設計者としてとてもうれしいことだった。このころはこんなことをやっていたんだと思い出すこともしきり。良くも悪くも設計が少しずつ変わってきている。あのころの気持ちに戻ることも必要かもしれないと思った。
k1-2.jpgk1-5.jpgk1-3.jpg新築時に撮影